酵素風呂・サウナ・よもぎ蒸しの違い|温まり方はこんなに違います

酵素風呂とサウナ、よもぎ蒸しの温まり方の違い

「酵素風呂って、サウナとどう違うんですか」

ご予約前のお問い合わせで、最もよくいただく質問です。よもぎ蒸しと比べられることもあります。

汗をかく温浴という点では同じですが、温め方の仕組みがまったく違います。 そして仕組みが違うということは、体感も、向いている人も違うということです。

今回は、この3つの違いを整理してお伝えします。

ひとことで言うと

熱を伝えるもの温度の目安
サウナ(ドライ)高温の空気80〜100℃
ミスト・スチームサウナ蒸気40〜60℃
よもぎ蒸しよもぎを煮出した蒸気ー
酵素風呂発酵熱+おがくずとの接触約60℃

空気で温めるか、蒸気で温めるか、直接触れて温めるか。 ここが最大の違いです。

サウナ|高温の空気で、表面から温める

一般的なドライサウナの室温は80〜100℃。湿度は10〜20%程度と、かなり乾燥しています。

この高温の空気が、体の表面から一気に熱を伝えます。

「80℃の空気の中にいてもやけどしないのはなぜか」という疑問を持たれたことはありませんか。答えは熱伝導率の違いです。空気は水に比べて熱を伝えるのがゆっくりで、さらに皮膚のまわりには薄い空気の層があって皮膚を守っています。

だからこそ高温でも入っていられるわけですが、裏を返せば熱い空気を吸い込むことになります。息苦しさやのぼせを感じる方がいるのは、この仕組みによるものです。

なお、ミストサウナやスチームサウナは40〜60℃と低温で、湿度は80〜100%。湿度が高いと熱が伝わりやすくなるため、低い温度設定になっています。

よもぎ蒸し|蒸気で、下半身を中心に温める

よもぎ蒸しは、よもぎなどの薬草を煮出した蒸気を、穴の空いた椅子の下から当てる温浴です。

座った姿勢で、下半身を中心に蒸気が当たるという点が特徴です。マントをかぶって蒸気を閉じ込める形をとります。

蒸気で温めるため、肌の乾燥を感じにくいと言われます。一方で、全身が均等に温まるわけではありません。

酵素風呂|発酵の熱で、全身が埋まる

酵素風呂は、米ぬかやおがくずが発酵する熱を利用します。

当サロンでは、農薬不使用の生米ぬかと国産ヒノキのおがくずをブレンドし、電気もガスも一切使わず、微生物の働きが生む熱だけで温めています。

最大の違いは、空気や蒸気を介さず、素材が直接肌に触れることです。

顔以外のほぼ全身がおがくずに埋まります。熱は接触面からじんわりと伝わっていきます。熱い空気を吸い込まないので、呼吸はゆるやかなまま。サウナのような息苦しさがありません。

入浴時間は約15分。短い時間でも、芯からあたたまってしっかり汗をかいていただけます。

どれが向いているか

優劣ではなく、相性の問題です。

サウナが向いている方
高温の爽快感が好き、汗を一気にかきたい、水風呂との温冷交代を楽しみたい

よもぎ蒸しが向いている方
座った姿勢でリラックスしたい、下半身を重点的に温めたい、薬草の香りを楽しみたい

酵素風呂が向いている方
暑いのが苦手、のぼせやすい、息苦しさが気になる、全身を包まれる感覚が好き、短時間で済ませたい

「サウナに挑戦したけれど、どうしても苦手だった」という方が酵素風呂を試されて、こちらは平気だったとおっしゃることは珍しくありません。

仕組みが違うので、片方が苦手でももう片方は大丈夫、ということが起こり得ます。

迷ったら、聞いてください

どれも良い温浴です。大切なのは、ご自身の体質や好みに合っているかだと思います。

「自分に合うか分からない」という方は、ご予約前のご相談も承っています。体調や暑さの感じ方を伺いながら、無理のない入り方をご提案します。

お気軽にお問い合わせください。


参考

  • サウナの温度・湿度については、一般的に流通している複数の解説記事を参照しました。ドライサウナは80〜100℃・湿度10〜20%、ミスト/スチームサウナは40〜60℃・湿度80〜100%が目安とされています。
  • 温度や仕組みは施設によって異なります。ご利用の際は各施設にご確認ください。